神奈川で墓地選び。お墓の引っ越しパターン4つ
既存のお墓の墓石と遺骨をすべて新しいお墓に引っ越す
既存のお墓の墓石と遺骨をそのまま新しいお墓に引っ越すためには、前提条件として移動先の墓地が確保されていなければなりません。また墓石がそのまま移設できる区画の広さなども必要となるでしょう。
いずれにしてもお墓の引っ越し業者などに依頼することが一般的な流れとなります。また改装先の霊園で受け入れ証明書を発行するなどの手続きは、早めに済ませておくようにしましょう。
遺骨だけを新しいお墓に引っ越す
お墓の引っ越しでは最も多いケースといわれているのが、遺骨だけを新しい墓に引っ越して古い墓は撤去する方法です。
手順としては、新しいお墓を管理する霊園で「使用許可証」を発行してもらった後に、古い墓のある市区町村の行政機関で「改葬許可証」と、古い墓の管理者から「埋葬証明書」を発行してもらう必要があります。
上記の書類の他に、改葬先の永代使用許可書や受入証明書、行政機関で「改葬許可申請書」などの書類が必要となるケースもあります。
遺骨の一部だけを新しいお墓に引っ越す
遺骨の一部を新しいお墓に引っ越す場合は、既存の墓もそのまま残しながら、引越し先として新しい墓地も用意することになります。
複数人の遺骨が納められているお墓の中から、特定の人の遺骨だけを他の場所に移したい場合に、この方法がとられます。この方法においても、使用許可証や改葬許可申請書などの書類が必要になります。