小田原で墓地を購入検討するときに意識したいポイント
お墓参りに行く時間と自宅からの距離の考え方
多くの場合、車や公共交通機関を利用してお墓参りに行くことになるでしょう。自宅から1時間以内で行ける墓地であれば、お墓参りに適した午前中に着くように移動できるでしょう。
車で行くなら20~30km離れた場所にある墓地が適しています。電車であれば、乗り換えや駅から墓地までの移動を含めて1時間以内に行ける範囲の墓地を検討すると良いでしょう。
お墓参りの頻度はどれぐらいを想定するとベストか
お墓参りをする頻度はどのくらいでしょうか。毎月行きたいという人もいれば、お彼岸や盆、年末や法要の時期のみで十分という人もいるでしょう。
お墓が遠くてお彼岸などの時期だけを想定する場合は年に2回程度、お墓が近くて頻繁に行ける人は2か月に1回で年に6回程度を想定すると良いでしょう。一般的には、命日・お盆・お彼岸・年末年始の4回程度が多いようです。
お墓参りがないお墓はその後どうなる?
基本的にお墓は継承者が自分で管理することになります。お墓参りをする人がいなくなったお墓、つまり継承者がいなくなったお墓というのは、いずれは無縁墓となります。
無縁墓で管理できない状態になると官報で告知が届き、さらに1年を経ても申し出る人がいなければ、遺骨は合祀されお墓は更地になります。
無縁墓となる前に改葬するなどの対処を行うことをおすすめします。
何のため・誰のためにお墓があるのかを考える大切さ
お墓はご先祖様を弔うためのものでもあり、残された人や後の子孫のためのものでもあります。
先祖を敬って後世の子孫に伝えていくことで、一族の系譜を守って伝えていくことができます。また、故人を偲んで語りかけたり祈りを捧げることで、残された人達は心を穏やかに保つことができるのです。
このように、祖先にとっても残された人たちにとってもお墓が必要になるのです。